昔から呑竜様(どんりゅうさま)として親しまれている桐生市新宿町3丁目にある定善寺に水屋を建てさせていただきした。
ヒノキ造りの伝統的な木組みで、屋根は銅板葺きで仕上げてあります。見えないところに多くの職人技が詰まっております。

  • 場所: 桐生市新宿町3丁目
  • 構造: 平家建て
  • 延面積: 6㎡
  • 設計: 自社設計

本堂とお墓をつなぐ通路の片隅に便利な水屋を計画

お墓に参る前にお水を桶に汲みます。

構造は総ヒノキ造りで通路まで良い香りがしてきます。

屋根は銅板葺きです。

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後ろの格子は3本の貫(ヌキ)を通し組む工法

屋根も三重に重ねました。隅もピッタリ

重ねることで屋根の重厚感が増しております

天井板は木目模様が美しい秋田杉

伝統的な渡りあご構法の木組み

クサビで固定する貫(ヌキ)工法

ピッタリと隙間なく収まっております。

加工のようす

工場で組んでおります。見えない部分に複雑な木組みが施されております。

後ろの格子も貫(ヌキ)が打ち込まれ、もはや外れません。